クリスマス・イブにデート |
2001/1/4 |
前世紀の話になっちゃいますけど、このあいだのクリスマス・イブのことを書いときます。
その前に催された3対3の合コンに、なんとC子さんまで来ることになったのは、僕としては気を揉むほかありませんでした。得意先の会社の女の子たちがメインということで、半ば仕事上の付き合いみたいなものです。プレッシャーに弱いC子さんがとにかく楽しめるように、食事から話題から、僕なりに気をつかいました。そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、つーか知らないに違いないんだけど、C子さんはC子さんで盛り上がってくれたようで、まずは一安心といったところです。帰りがけに、C子さんがやりたがっていた「バーチャコップ」とサターン本体とバーチャガン2挺を貸して別れました。この正月休みに、友達(またはお母さん)と対戦して遊んでくれれば、少しは憂さも晴れるでしょう。
その合コンに来ていた女の子をD子さんとしましょう。また新しい女か!と、心ある人は苦々しく思われるかもしれませんが、話をわかりやすくするためです。別にこのコをどうこうしようってんじゃないんですから、まあ落ち着きなさいって。
D子さんと会うのは2回目です。実は以前に、取引先の社長と食事をしたときに会ったことがあります。そのときはもろに仕事の延長って感じの食事会だったので、周りの人たちに話を合わせるのに精一杯で、口数の少ないD子さんとはほとんど会話しませんでした。隣に座ってたんですけどね。むしろ、対角線に座ったC子さんが気になってしかたがなかったんです(^^;。
そのD子さんといわば再会を果たした合コンだったわけですが、席の関係から、ここでもまったく会話しませんでした。それがなぜクリスマス・イブにつながるかって? まあ、お待ちなさいって。C子さんにサターンを貸して別れたあと、合コンは2次会へと続くんですから。
2次会では、女の子たちふたりが持ち寄った半完成品のケーキを作って食べました。これはスポンジ・生クリーム・イチゴ・チョコのトッピング(家・サンタ・看板の3点セット)・搾り器とチョコペーストがセットになったもので、いうなればケーキキットです。手軽に手作り気分が味わえて、なかなか面白いですね。僕は生クリームの泡立てを担当しました。女の子たちと合同作業で、親密度アップ(笑)!
で、ケーキときたらロウソクでしょう。部屋の明かりを消して、バイメタルを内蔵したムギ球が点滅するなかで、ロウソクに灯した小さな炎をみんなで「ふーっ」てしました。やんや、やんや(笑)。
普段の僕を知っている人なら「またあ〜」といいそうですが、メシ食ってケーキ食って夜も更けてくると、疲れて眠くなっちゃうんですよね。体は正直だぜぇ(笑)。この日もソファーにどかっと座って「オレは聖帝、アリの反逆も許さない」とか言ってたんですけど、それ以上はギャグを飛ばす気もなく、おとなしくしてました。ウケなかったしね(^^;。
ソファーの隣に座ったのがD子さん。おっ、だんだん核心に近づいてきましたねー(笑)。さっきまで聖帝だったので、僕の腕がD子さんの肩のあたりに回っています。つかず離れずの微妙な距離でお話しターイム! D子さんは最近、職場の先輩(あだ名が「お姉ちゃん」だそうだ)に誘われてダイビングをはじめたそうで、インドアな僕とはいきなり世界が違いそう! それでも「いまはウミウシが人気なんだって? ピカチュウウミウシとか」と話を振ると、喜んであいづちを打ってくれます。実にタイムリーなネタですが、偶然にも、これはインターネットで仕入れた知識です。いろんなページを見とくもんですなー(笑)。
そのあと話題は仕事→パソコン(D子さんは持ってない)→インターネットと変遷し、「インターネット喫茶って行ったことある?」「あるけど、使い方がわからなくてできなかったんです」「教えてあげるよ」などと調子のいいことを言い出す始末。後日、この話を聞いた会社の同僚いわく「うわっ、自分の土俵に引きずり込んで、バッチリじゃ〜ん!」。ええ、まあ(^^;。
で、その日は適当なところでさよなら。みんな自分の車でバラバラに帰っていきました。帰路の途中、C子さんはもう寝たかな?などと考えていた僕は、そこはかとなく背徳の匂ひがする(笑)。
そして数日後。「C子さんはその気ないしね」などと考えながら、D子さんに電話。約束の日時は12月24日の昼になりました。図らずも、世間ではクリスマス・イブ。僕もひとりじゃなくて、ほっとしましたよ(^^;。
で、24日。
約束の時刻より早めに家を出たのですが、途中で寄ったガソリンスタンドで「クーラントがありません」「ラジエーターキャップが劣化しています」「オートマオイルも交換したほうが」などといわれたので、それとこれやっといてください、などと答えたから、さあ大変。なんと1万円以上の出費となりました。給油は半分だし、洗車は1500円コースよ!? 冷却水とフタを交換したくらいで、なんでそんなに!? おまけに時間ぎりぎりだし! 銀行寄ってる時間ないよ〜! ……いちおう財布の中身は余裕があるはずですが、この予定外の出費が、最後に効いてくることになろうとは、このときは思ってもみませんでした。
さて、約束の時刻ちょうどにD子さんと合流して、まずは昼食。和食の店でなんとか和膳を食ってから、インターネット喫茶に向かいます。「インターネットを教えてあげる」が今日の大義名分なので、これはこれでいいのです。ドリンクバー形式のちょっとオシャレなマンガ喫茶で、インターネットしながら、ふたりで紅茶ガバガバ飲みまくりました。結局2・3時間いたかな? よく粘ったわ。
そのあと「買う買わないは別にして、値段を見に行こう」というわけで、パソコンの量販店に行きました。いやー、びっくり。ヒューレットパッカードのパソコンが15インチディスプレイ付きで48,000円くらいですよ。しかも、メモリ64MBでモデム内蔵。うわー、今のパソコンてこんなに安いんだー。たまらんなー。
「VAIOって高いねー」などと話しながら店を出ると、外はすでに日没。「そろそろ帰ろっか」といって車を走らせる途中、「ついでだから、どこかで晩ご飯食べてく?」と持ちかけると、オッケーとのこと。ちなみに、お母さんは数日前から北海道に旅行中で、お父さんは単身赴任。明日の午後まで?D子さんの家には誰もいません。「ウチ帰ってもひとりでご飯食べるだけだもんねー」と、ふたりで笑いました。
晩ご飯は、D子さんがずっと前に行ったことがあるというパスタのお店です。なかなか洒落た感じの店で、クリスマス・イブのせいか、店内はカップルの客が多いようでした。入ってすぐ、今日は特別ディナーコースしかございませんが…と聞かされます。なるほど、イブだから。お値段はひとり4,800円。むむ…。どうしようかと迷ったものの、せっかくだからということで食べていくことにしました。
店内には英語のクリスマスソングが流れており、それらしいムードを演出しています。運ばれてくる豪華なエビ料理(でも、食べるのが大変)を前にワインで乾杯すると、「なんか、クリスマスって感じですねー」「いやー、ひとりでなくてよかった」「わたしもです」。はっはっはと笑って飲むワインはおいしかったです(笑)。
食事をしながらいろいろなことを話しました。会ってまだ3回目なのに、家族のこととか将来のこととか、おとなしい外見に似合わず、意外にストレートなコです。物怖じせずはっきりした態度に感心しました。芯が強そうです。ケンカしたら怖いかも。
結局この日は、昼メシから晩メシまで一緒にいたことになります。ゆっくりしたディナーを済ませていざ会計というときになって、財布の中に1万円しかなかったため、割り勘ということになってしまいました。まあ、いきなり昼・夜両方おごっちゃうのもやりすぎかと思いますし、D子さんも当たり前のように割り勘にしてくれました。会社の同僚いわく「まともなコじゃん。男が出して当たり前っていう女はあかんて」。僕もそう思います。
食事のあとはD子さんの車が停めてあるところまで送って、そこで別れました。エッチな展開は一切なし。手もつないでません。D子さんち、留守なんだよね…などと邪まな気持ちもなくはなかったですが、強引にそういう展開に持ち込もうなどという気はありません。これでよかったのです。
別れ際、「また電話していい?」と声をかけたら「はい!」とのこと。今後どうなるかわかりませんが、とりあえずまた会ってくれそうです。でも、彼氏彼女の間柄になるかどうかはわからないですねー。これから付き合うとなると結婚も考えなくてはならない年齢だし、そういう余計な考えがお互いの関係をためらわせてしまいます。D子さんは自分の将来について、出産のことまで計算しているようだし、僕は僕で将来に不安を禁じえません。C子さんとの関係も、完全に決着がつくまでもうしばらくかかりそうだし。
楽しい1日でした。でも、楽しい楽しいで終わらないから、やんなっちゃうんですよねー。嬉しいことも悲しいことも、これからです。