お人形撮影用電球型蛍光灯

2003/5/3

 室内でお人形を撮影するときに使用していた電球型蛍光灯が玉切れしてしまいました。さっそく電器屋で新しい蛍光灯を買ってきたのですが、これがなんとも優れもの。いやー、驚きました。

パルックボール  これがその新しく買ってきた蛍光灯です。別に何の変哲もない家庭用の製品です。強いて言えば、発色は「昼白色」。これで写真撮影すると、赤過ぎず青過ぎずのちょうどいい色合いに写ります。無論、ホワイトバランスの調整は必要ですし、本当の写真撮影用照明器具とは比ぶべくもないでしょう。けれど、僕が今までに試してきた一般の家電製品の中では、かなりましな光源です。ちなみに、1個1,800円くらい。

 この蛍光灯の特性として、そのままでは緑色がかぶったような色合いに写ります。パッケージが緑色なのは、そのことを意味しているのでしょう。これはナショナルの製品ですが、東芝製の同等品もパッケージが緑色でした。業界全体のお約束があるのかもしれませんね。

 緑かぶりは、デジカメのホワイトバランス調整機能で補正します。それでも完全でない場合、撮影した画像をパソコン上で修整します。昼白色の場合、こういった補正作業が比較的容易で、細かいことを気にしなければ、撮りっぱなしでもいいくらいです。

 今まで使用していた電球型蛍光灯も昼白色だったので、実はこのこと自体は驚くに値しません。もっと別なところにミソがあったのです。

電球型蛍光灯

今まで使っていた電球型蛍光灯


 取り付けて最初に感じたのが、明るさです。今まで使用していた蛍光灯は、従来の白熱電球と比較して「60ワット相当の明るさで消費電力14ワット」というものでした。今回の製品は「100ワット相当で消費電力22ワット」です。単純に考えて1.5倍明るいことになります。技術の進歩なのか、単に僕が知らなかっただけなのか分かりませんが、ここは素直に喜びましょう(笑)。

 驚いたのは、光線を拡散させるためのトレペ(僕は通常のコピー紙を使っている)を被せずにそのまま照らしても、ソフトな陰影がつくことです。紙が不要な分、さらに明るくなります。

 おそらく、発光部がクネクネした管状であるため、最初から光が乱反射して出てくるのでしょう。これは気づかなかった! 商品名は「パルックボール」ですが、球形じゃないのが幸いでした。いやー、本当にびっくり。形が違うくらいで、こんなに違うものかと感心しました。 パルックボール

 いままではスローシャッターで光量を稼いでいましたが、照明が明るくなった分、撮影が楽になりそうです。明るさが安定するまでの時間も短縮されました。演色性も向上しているかもしれません。いいとこずくめですな! あとは写真のセンスと技術。ま、そのへんはボチボチということで…(笑)。


【2004/8/14追記】
似たような商品で廉価なものを発見しました。1個400円。

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