ダイソーのパソコンゲーム

2003/8/15

 100円ショップのダイソーって、なんでも売ってますね。最近よく行くのですが、品揃えの豊富さに改めて驚いています。スゴすぎ。で、今ちょっとしたブームになっているのが、パソコン用ゲームです。「ザ・ゲームシリーズ」だそうで、なんでもかんでもザが付くんですね。100円ショップの雄としてのザ・意気込みを感じます。

 今まで「こんなの誰が買うんだろう」と甘く見てましたが、実は売れまくりだそうです。100円ゲームを扱っているどこぞのコンビニチェーンでも、あまりの売れ行きのよさにコーナーの拡充を図っているとか。ほー。

 やってみると意外に面白く、これはこれでいいものです。遊び方が簡単なので、説明書はペラ紙1枚。動作も安定しており、これなら質問電話の負担も少なそうですね。1万円近い値段で売られる超大作ゲームと違って手軽に遊べ、たとえハズレでも腹も立ちません。こりゃいいわ。

 店頭には「2000、NTでは動作しません」という注意書きが、くどいくらい大書きされていますが、ウチのパソコン(2000)では、すべて動作しました。readme.txtの中で「2000で動作検証済み」と明記しているソフトもあるくらいなので、2000とNTを除外するのは、電話サポートの負担を少しでも減らすためかもしれません。

 ここでは○△×の3段階評価で感想を述べます。

○=面白い!
△=まあまあ
×=つまらん


 プログラムの動作については、ウチの環境だけしか検証していません。面白いかどうかの判断も、僕個人の感想です。10分くらいでやる気がなくなったものもあるので、完全クリアした上での評価ではありません。


将棋表将棋裏

○  100円ゲームのくせにつ、強ぇ〜! 2段階ある難易度のうち簡単なほうにして、なおかつ「待った」を連発しても、15分くらいで軽〜くひねられてしまいます。僕が弱いのはもちろんですが、なぜこうも強いのか? 次の一手を打つまでの思考速度が速く、待ち時間はゼロ。パソコンの性能向上の恩恵をもろに発揮していますな! しかし、あまり強すぎるのも面白くないです。たまにはこっちも勝たせてください(笑)。

 昔はこの手のソフトは、いかに効率よく思考するかが決め手でした。今はマシンパワーにものを言わせて、以前と比較すれば、割と簡単に作れてしまうのかもしれません。素晴らしいと思う反面、なんか寂しい気もします。いい時代ですなあ…。

戦闘機アクションデストロイムーバー表戦闘機アクションデストロイムーバー裏

△  往年の人気作「アフターバーナー」似。動きは軽快で操作も簡単ですが、ゲームとしては大味。プログラム的な当たり判定は正確だと思うのですが、当たっているのかいないのか、ゲームの体感としてはよく分かりません。緊張感がなく、イマイチ。

3DロボシューティングGOMAN表3DロボシューティングGOMAN裏

×  ウチの環境に問題があるのか、画面に残像が発生し、ゲームになりませんでした。同様の不具合報告を他のサイトでも見かけましたが、それ以外は正しく動作しているようです。しかし、操作方法が複雑すぎ。キーボードだけの場合、17個のキーを使用します。マウスでやっても焼け石に水。どこの国で作ったのか分かりませんが、GOMANというネーミングも含めて、悪い意味で洋ゲー風味。

ワールドリーグサッカー表ワールドリーグサッカー裏

△  選手の動きはリアルで、実況中継や観客の歓声など、演出もなかなか凝ってます。リーグ戦や勝ち抜き戦などの多彩なモードを楽しめます。そのままでもフォーメーションや戦術を選択できるのですが、エディット機能を使えばさらに、ユニフォームのデザイン・選手の名前・肌の色・身長・体重・利き足まで変更可能。なんと審判も選べます。芸が細かいですねー。しかし最初の30分間、まったく遊べませんでした。

 ゲーム開始直後、どうやったら選手を操作できるのか、まったく分かりませんでした。パソコンがひとりで勝手に遊んでいるのを眺めるだけ。説明書を熟読すると、13ページ目(後ろから2ページ目)に「試合を始める前に使用するコントローラで左右いずれかの入力をしてください」と書かれています。ようするにキーボードの[←]か[→]のキーを押すのですが、なぜこういう重要な説明を画面写真もなしで最後尾に配置するのか? 許せんなー。

 ようやく選手が動かせると思ったら、シュートが打てない。説明書にはJキーと書いてあるのに、無反応です。説明書を熟読しても、それ以上の説明はありません。ガチャガチャやっているうちに、シュートは移動キー+Jキーであることが分かりました。ここまでの試行錯誤が約30分。さっきのことといい、腹立つ〜!

 気を取り直してやってみました。ある程度予想していましたが、選手が11人もいるようなゲームは、やっぱ難しいですわ。キー操作はかなり簡略化されているのですが、それでも間に合わず、なかなか思い通りに動かせません。難易度設定の下限をもっと引き下げてほしいと感じました。しかしまあ、熟練すれば面白くなりそうです。

 スポーツを題材にしたゲームって、やたらとカスタマイズ項目が豊富だったりするのですが、そういう過剰なこだわりを見せる作品に限って、肝心の部分がおざなりだったりするんですよね。「背番号の色の変更」なんて、どうでもいーつの!って思いました。

ミサイルアクション表ミサイルアクション裏

△  見たまんまミサイルコマンド。砲台が擬人化されており、それぞれ、鉄郎、ラプラス、ジェムウインドと命名されています。画面に登場する人物画像は、おそらく3D人体描画ソフト「ポーザー」によるものでしょう。ちなみに、ジェムウインドは女性です。

 各キャラの攻撃方法には、それぞれ特徴づけがされています。早い話、弾の種類が違うんですね。ミサイルコマンドと差別化するための工夫なのでしょう。でも、こういうゲームはシンプルなほうがいいと思うんですけどねぇ。どうせ1時間くらいで飽きるし。
(2003/12/8)

平安京エイリアン表平安京エイリアン裏

△  「平安京エイリアン」そのまんまです。2人プレイはできません。当時はあんなに面白かったのに、今やるとそれほどでもなかったりして。

 出た当時「東大生が作った」と話題になり、「ゲームデザイン」というものを教えてくれた一作です。月刊I/Oだったと思いますが、「他人を陥れる快感を再現している」という説明が印象的でした。自キャラの名前「検非違使」が読めなくて、社会科の授業で知ったのもいい思い出です(笑)。

【平安京エイリアンオフィシャルページ】
 フリーウェア版がダウンロードできます。

HOPMON表HOPMON裏

○  やや「パックマン」似。適度な緊張感があって面白いです。全20面ですが、ちょっとした仕掛けが随所に散りばめられていて、飽きません。グラフィックも単純ながら可愛くて美しい。100円以上の価値があります。これは買い。

【JJsoftGames.com】
 開発元のサイト。お試し版がダウンロードできます。

倉庫マニア表倉庫マニア裏

△  いわゆる「倉庫番」? 自分から行動を起こさないとなにも起こらないので、緊張感はありません。動作速度や難易度の設定が豊富な上、全100面のどこからでも始められます。さらに、独自のステージをデザインするエディタまで同梱されています。その意味ではとても親切。

 個人的にはあまり面白くなかったのですが、好きな人にはいいかも。グラフィックがもうちょっと可愛くて綺麗だったらなあ。

パターゴルフ表パターゴルフ裏

△  キャラクタが4人用意されていますが、対戦は一切ありません。誰を選ぶかによって、自分の能力(パワーやコントロール)が変わるというものです。早い話、1人プレイ。

 まるでビリヤードのようなルールですが、パターゴルフとはこういうものなのでしょうか? ワープゾーンやパワーアップアイテムといった仕掛けが、いかにもゲーム的。難易度も低めでお子様向けによさそうですが、変に胸を強調したロリキャラはいかがなものかと。←だから買ったんだけど。
ポニ子2Pカラー キャラの色を変えることができます。これは琴音ちゃんカラー(勝手に命名)。ほかにセリオカラー、観鈴カラーあり。
ナビ子3Pカラー これは3Pカラーです。魔法少女チック。にしても、この寄せて上げた胸は何ですか。子供のくせに! ←だからイイ。

戦略スペースバトル表戦略スペースバトル裏

○  キャッチコピーをご覧ください。「君は宇宙艦隊の司令官だ!」。ただし、スケールは極小。なにしろ、編成できる艦隊はたったの3隻。船の種類は、対艦攻撃艦と対惑星攻撃艦の2種類のみ。うわ〜(笑)。

 惑星を占領するとそこで修理が行えますが、収入や生産はありません。破壊されたユニットは本国に瞬間的に転送され、そこから新たに出撃します。思い切って簡略化されたゲームシステムに感心しました。しかも、これが結構遊べるから驚きです。

 6面で敵艦が袋小路の中をウロウロして、下手すると無限ループにはまってしまいますが、囮で誘導すれば回避できます。1面あたり10〜15分で、全10面。気分はラインハルトかヤン・ウェンリー。

戦略バトル表戦略バトル裏

○  もうちょっとほかのネーミングはなかったのかと思いますが、ものすごく面白いゲームです。占領・収入・生産の要素があり、ユニットの種類も豊富です。とても100円とは思えないほど本格的な構成ですが、たったの5面しかないのが残念。食い足りない感じ。

 特筆すべきは、ザ・ゲームシリーズ随一と思われる美少女キャラ。参謀にしては、なにか勘違いしてそうな服装ですが、可愛いからいいです。しかし、腕にまで黒タイツ(レオタード?)って、分かってるのか分かってないのか…。
ザ・美少女 膨らみかけの胸の描写がいい! 6年生くらいかな? えへへ〜。←今こういう言動は、ちょっとヤバいかも。

ドールかフィギュアで、誰か立体化してくれないかなあ〜。

戦略ファンタジーヴァスタークロウズ表戦略ファンタジーヴァスタークロウズ裏

×  「ガントレット」似。パラメーターが豊富で複雑なゲームシステムですが、大味すぎて分からんです。12人のパーティーを率いて地下迷路を探索するのですが、自分以外の11人は勝手に動いてます。例えて言えば「ガンガンいこうぜ」とか「いのちをだいじに」みたいな。

 それぞれのキャラには名前や性格が設定されており、作戦行動に無限のバリエーションを生み出すようになっているらしいですが、見てて全然分からんです。モンスターの周りに群がってみんなでボコボコにし、いつのまにかなんとなく勝ったり負けたりしています。パソコンがひとりで遊んでいる感じ。

 パッケージの裏面に、本編に出てこない設定画を掲載するのは反則でしょう。ポニーテールの女戦士となにかイベントでもあるのかと期待しましたが、一切なし。メンバーはすべて、単なるユニットです。つ、つまらん。

【StudioGIW(スタジオギウ) / M.Sekiya Home page】
 作者のホームページです。体験版がダウンロードできます。
問題の図 パッケージ裏面の拡大図。左下が問題のポニテの女戦士。裸のねーちゃんまでいて、期待したのにぃ〜。

政界すごろく政界立志伝表政界すごろく政界立志伝裏

○  ようするに「人生ゲーム」。4人対戦が可能です。自分1人のときはCOM×3で。1ゲームに数時間かかるので僕としてはイマイチですが、それなりに遊べます。昔のファミコンのような雰囲気。

 ゲーム開始時に「議員秘書」「タレント」「新聞記者」「サラリーマン」「苦学生」など、自分好みのキャラ選択が可能で、それによって「財力」「知名度」「人脈」などの初期パラメーターが変化します。また、ゲーム中のイベントにも影響します。変なところで感情移入しそう(笑)。

サラリーマン

キャラクターの一例。


 どれもアマチュアの作品に毛が生えたような印象を受けますが、よく考えると、なかなかよくできたソフトばかりです。ほとんどが、インストールすればCD不要になっています。しかも、ロード・セーブといった複雑なデータ管理を省いて、面クリアすると自動的にそれを記憶してくれるなど、気の利いた仕様になっているものが多く、バグらしいバグもありません。

 パッケージの写真を見ればゲームの内容が分かり、遊び方も簡単。複雑化・大作化するゲームと違って、いろんな意味で思い切りがいい。昨今の家庭用ゲーム機市場では「ハードが売れてもソフトが売れない」と言われているそうですが、今のニーズを見詰め直す必要があるのではないでしょうか? …といっても、ダイソーの場合1コ100円ですからねぇ〜。50本売っても5,000円にしかならないので、これはこれで大変かも。


 今のところこれだけですが、ほかのも買ってみたいですね。前編・後編に分かれている合計200円の大作もありますが、僕はそれよりも、ちょこちょこっと遊べるのがいいです。あとはもっとこう、ググッとくるようなギャルゲーが出てくれるといいんだけどなあ〜。

※このページは今後も記事を追加して更新するかもしれません。お楽しみに〜。

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