低価格顔料インクプリンタ |
2003/11/12 |
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【2005/5/3追記】 「顔料インクはデカール用紙に定着しない」という情報を得ました。僕自身、顔料インク+デカール用紙の組み合わせを実際には試していませんでした。検証不足で申し訳ありません。 |
当サイトがドールの手軽なカスタム技法として提唱してきた 「インクジェットデカール」。長年?の問題が、知らないうちに解決していました。耐水性に優れた顔料インクのプリンタが、1万円程度の安価で売られる時代になってたんですね。知らなかったですよ(T_T)。
| 今年の春頃にエプソンから発売された顔料インクジェットプリンタ、PX-V700。定価はともかく、現在の実売価格は10,000円前後。ヤフオクでは投げ売りもあるようですね。 メーカーの公式サイトからは分かりづらいですが、使用するインクの中身は、後述の新機種と同じタイプ(PX−Vインク)です。←まったく同じインクを使用するCC-600PXが、PX−Vインクと明言されている。 |
![]() PX-V700 |
10月に発売されたのがPX-V600。型番が減っていますが、こちらが新機種です。これもいきなり12,000円前後で売られています。内容的にはPX-V700とほぼ同じですね。
両機種とも4色インクなので、最近の多色機と比較すると写真印刷においてはやや見劣りするようですが、それでも十分に綺麗との評判です。インクカートリッジが4色独立で、なくなった色だけ交換できるようになり、そういう部分もいつの間にか改良されています。
注目の耐水性ですが、これがもう驚異的だそうです。価格.comの評価を見ると、「水道の蛇口から水をぶっかけても平気」だそうで、にわかには信じられないくらいです。ほっ、ほしい!
【2003/12/17追記】
![]() 大部屋の画像と同じです |
今まで使っていたプリンタが不調で、しかもインクが切れたので買ってしまいました。インクの値段を差し引いて考えると、プリンタ本体は1万円以下です。肝心の顔料インクですが、マジですごいです。買った人は誰でも最初にやると思いますが、僕も水と熱湯をぶっかけてみました。まったくではないにしても、ほとんどにじみません。本当に驚きました。 コストダウンのためか、お試しの用紙すら付いていないのにも驚きました。別にいいですけどねぇ。 |
【2003/12/29追記】
PX-V600にあってPX-V700にない機能が「紙幅チェック機能」です。大変有用な機能ですが、初期設定ではオフになっているようです。以下の手順でオンにすることをオススメします。僕はたまたま気づいたからよかったですが、普通、気づかないと思います。頼みますよ〜、エプソンさん。
![]() |
とにかく左の画面を出します。一番下の[プリンタ情報]をクリック。 |
![]() |
[紙幅チェック印刷]をクリックして、レ点を入れます。以上。 |
インクジェットデカールの欠点は「インクの耐水性」と「貼り付けが一発勝負」であること、そして「高熱と変形に対する耐久性が乏しい」ことです。長所は「機材が安価」「仕上がりが美しい」「オリジナルデータの作成が容易」などです。特別な道具が必要ないので、アイペイントよりはるかに簡単にカスタムドールに挑戦できます。耐久性に関しては、丁寧に扱えばとくに問題はなさそうです。ウチにあるノイエの原型が、いまだに現役バリバリですから。
お人形の裾野を広げ、ますます発展してもらうには、初心者が参入しやすい環境を整備することだと考えています。そのひとつとしてインクジェットデカールを考え、いまだに執着しているんですから、僕も気が長いつーか、諦めが悪いですな(笑)。
十分な性能を持ったプリンタが破格値で売られていることから、今年は顔料タイプが一気に普及すると思われます。年賀状程度ならハイエンドの機種である必要はないですから、4色機が見直されるのではないでしょうか?
当サイトでは、デカールデータのダウンロード販売を始めることにしました。インクジェットプリンタ用のPDFファイルです。近日中に関連ページを公開します。
お人形イベントでは、アルプスのMDプリンタで印刷したデカールを販売する予定です。これは普通のデカールと同じように貼れるので、「耐水性」や「貼り付けが一発勝負」といった欠点がありません。いつどこのイベントで販売するかは、そのときに告知します。当サイトは、データ販売と印刷済みMDデカール販売の両面作戦で、アイデカールを推進してまいります(笑)。
あと、アイプリントの試作が滞っていますが、技術的な問題はほぼ解決済みです。作業を再開さえすればいいのだけど、なにかと忙しくて…。気長にお待ちください。