通常の3倍早いバンドエイド

2004/10/6
バンドエイド・キズパワーパッド  先端医療テクノロジーから生まれたハイドロコロイド素材のパッドが、体内から集まる「キズを治す成分」をゲル状にしてキズ口に保持。キズが治るための最適な環境をつくり、皮膚の自然治癒力を高めて、痛みをやわらげながらキズを早く治します。

 …という触れ込みの新製品、バンドエイド「キズパワーパッド」の効能を、身を持って体験し実証することにしました。メーカー自ら「3倍早く治す」といっていますから、結果が楽しみです。このページは今後数日間、更新を追記します。


 そもそもの原因は、オートバイで立ちゴケしたからです。駐車場で止まるときにブレーキをロックさせたら、バランスを崩してグググ〜…ドゴッと。ジーンズの左膝に一撃で穴が開いたことから、その痛さが伝わるでしょうか。

 あれから10日以上経ちますが、傷口が一向によくなりません。悪くもならないのですが、よくもならず、10日前と同じように見えます。老いて新陳代謝が低下しているから、治りが遅いのでしょうか? 治療に用いたのはパウダー式の殺菌消毒スプレーと普通のバンドエイド(大きめサイズ)です。創傷治療に関するホームページを読むと、これは「間違った常識」だそうです。いわく、「傷口は乾燥させてはいけない」「殺菌・消毒は自己治癒力の妨げになる」とのこと。

 傷口の湿潤環境を維持する治療法は別名、モイストヒーリングともいうそうで、これが新しい知見なのか古くから知られていたことなのか、門外漢の僕には判然としません。しかし、冒頭のキズパワーパッドが「医療の現場で使用されているものを家庭向けに応用した製品」として、おそらくその筋では最大手であろうジョンソン・エンド・ジョンソンから発売されたことを考えると、単なる新興宗教ではなさそうです。


 では、具体例として、キズパワーパッドを僕のケガに使用した様子を示します。傷口の写真は生々しいので、白黒に変換してモザイクをかけました。なにしろオッサンの膝なので、すね毛とか写っていて美しくありませんが、気にしない〜気にしない〜気にしない〜♪


【10月6日】

創傷面 傷口。タテ22ミリ×ヨコ17ミリ。カラー写真はこちら。

バンドエイド・キズパワーパッド キズパワーパッドを貼った直後。中央が円形になっています。

ハイドロコロイドの威力 3時間くらい経ったところ。傷口ににじみ出る僕の体液を吸って、素材が白濁して膨張しています。

 使用説明書によると、最長で5日間貼りっぱなしでいいそうです。ていうか、体液を保持して治療を促進するので、なるべく貼りっぱなしのほうがいいそうです。体液を保持し、外部からの刺激を和らげ、細菌の侵入を防ぐわけですから、いうなればこれは人工皮膚ですな。最近はその手の素材の開発も進んでいるそうだから、家庭用の医療用具として登場するのも時間の問題かも。その日が来るまで、カニでも食って待ちたい気分です。


 僕はこういった新技術を用いた製品が大好きなのですが、いかんせん、湿潤治療という考え自体が一般的ではありません。バンドエイドの新製品とはいえ、近所の薬局では手に入りませんでした。よきにつけ悪しきにつけ、店頭にあるのは売れ筋商品だけですからね。というわけで、今回も楽天でお買い物です。本当になんでもあるなあ! こうやって通販してでも買う客がいるから、楽天は儲かるわけだ。

 通販だと送料がかかるので、近所で売ってるならそれを買えばいいわけですが、なじみのない製品なので見当たらないかもしれません。自分の体のケガを早く綺麗に治すためなら、多少の費用がかかってもかまわない、と考えれば納得できるかな? 僕はそれで納得することにしました(笑)。これで効果が体感できなければ、がっかりしますよ?


【2004/10/7 追記】

1日目

 僕は汁気が多いんですかねえ? 1枚目のキズパワーパッドは白濁が広がりすぎたため、半日で交換しました。2枚目も半日で上の写真の状態です。こういう状態になったら、端っこからの感染を予防する意味から交換が推奨されていますが、とりあえずこのまま継続してみます。


【2004/10/8 追記】

 白濁が広がったので、貼り替えました。傷口を見ると、肉の芽のようなものがポツポツと成長しているような感じ…? 劇的な変化ではありませんが、快方に向かっている印象を受けました。


【2004/10/12 追記】

6日目 カラー写真はこちら。

 最初に貼ってから6日間経ちました。現在は傷口表面に皮が1枚張ったような感じです。かさぶたのようにも見えますが、色が綺麗です。お肉が露出している部分が残っており、肉の芽が成長して隆起しているのが分かります。


【2004/10/15 追記】

9日目 カラー写真はこちら。

 9日目です。ここまで来ると、治ってきたとはっきりいえますね。しかし、まだ完治しておらず、わずかですが体液滲出があります。さらにキズパワーパッドを使用して、様子を見ます。


【2004/10/20 追記】

14日目 カラー写真はこちら。

 14日目です。体液の滲出はすでに止まったようです。変な肉の芽が普通の皮膚になっていて安心しました。人面瘡にでもなったらどうしようかと(笑)。皮膚が再生し始めているとはいえ、まだ弱いので、さらにキズパワーパッドを継続して使用します。普通のバンドエイドだと、風呂に入るとガーゼが濡れてしまい、その都度貼り替えが必要となりますが、キズパワーパッドは表面が耐水性の素材で、内側にもガーゼは使用されていないので、長期間の連用が可能です。貼り替えの手間が省けて便利です。


【2004/10/24 追記】

18日目 カラー写真はこちら。

 18日目。一皮貼り直された状態です。赤い部分がありますが、出血や体液の滲出はありません。衣服の摩擦で破ける心配もなさそうなので、バンドエイドの使用を終了することにします。

 今回は新製品の効能を試してみたわけですが、それなりに効き目はあったように感じます。まったく同じケガをしてそれと比較することはできないので、本当に「3倍早い」かどうかは分かりませんが、たとえそうでなくても便利な製品です。

 普通のバンドエイドと違ってガーゼがなく、表面が耐水性の皮膜で覆われているので、風呂に入っても貼り替える必要がありません。また、体液や血液が表面に染み出して、衣服を汚すこともありません。ケガの跡が残りにくいという効果もあるそうです。ゲル状物質の広がりを目視して進捗状況を確認したり、上からぷよぷよ触って楽しむこともできます。ケガの治癒と手軽な娯楽を提供してくれる、なかなかの優れものですな。

 皆さんもケガをしたときはぜひ一度お試しください。

【メーカー公式】
バンドエイドキズパワーパッド

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