逆襲のシャアとステルヴィア |
2004/10/19 |
月額2,000円の固定利用金なので、元を取るべくレンタルしまくってます。失業中なので、2枚ずつ届くDVDを即日見終わって返却しちゃったり(笑)。しかし、いまさらリハビリしても、最近の作品には付いていけないのではないかと「デスティニー」を見て思ったり。古いアニオタは、来年公開予定の劇場版「機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐」を待つしかありませんな。
最初見たときはエアバッグと球形操縦桿に違和感を抱いたのですが、冒頭からシャア対アムロの対決で面白いですね。ジェガンやリガズィなど、「スーパーロボット大戦」に出てくる機体を再確認できました。これか〜。よく分からんので、ほとんど使ってませんでした。
クェス・パラヤの破滅的な性格は、富野作品と思えば納得できますが、すごいキャラです。感性だけで戦争しちゃってる。ハサウェイは「Z」のカツとイメージかぶっちゃって、感情移入しづらい感じ。クライマックスで味方を殺してしまうあたり、僕は「お前が死ねぇぇぇぇ!!」と思いました(笑)。
シャアはなんか余裕たっぷりで、美女の巨乳を酒のグラスで小突くあたり、うらやましかったですよ! ジオン公国の王子様?の生まれで、現役時代はエースパイロット。そして今はネオジオンの総帥となり、昼は小娘に抱きつかれ、夜は美女をはべらす。通常の3倍以上の果報者です! アムロが怒るのも無理ありません(←違うって)。 …あれ? ちょっと、アムロさん、そのチェーンという女は? ベルトーチカはどうしたんですか? …アムロ、お前もモテモテかッ! いつからそんなモテ男になったんだよぉ!!(T_T)…。
ただ、サイコフレームが緑色に発光するあたりからだんだん雲行きが怪しくなってきて、あれこれ言い訳してうろたえるシャアがカッコ悪い…。アムロとシャアがどうなったかも不明だし。
まあ、ラスト以外は面白かったかな? サザビー対νガンダムの戦闘がかっこいいので、アニメ的な快感があります。
この5巻がもう最悪。この作品の本性を見た気がします。
地球から最も遠い宇宙ステーション「ウルティマ」が、何者かに襲撃される。武力攻撃を受けながらも、乗員のほとんどは地球直近のステーションに逃げ込むことができた。疲れきり負傷した大勢の避難民たち。その惨状に、主人公たちは驚きと不安を禁じえない。ウルティマは敵に占拠されたが、まだ取り残された人々がいる。彼らを救うため、主人公たちは大軍で駆けつけ、救出作戦を敢行するが…。
といった筋書きなのですが、そういう状況でなぜ「あくまでも救出作戦なので、敵を攻撃してはならない。挑発して陽動するだけ」となるのでしょうか? 案の定というか、敵が反撃して僚機は次々と撃墜されていきます。味方を逃がすため、主人公は巨大ロボットを操り、「もう殺さないで」と(←そのまんまのセリフはなかったかもしれない)泣きながら砲撃する。巨大ロボの活躍で危機を脱したものの、戦雲の気配に恐れおののく主人公たちであった…。
という展開は、おかしくないですか? 要するに、主人公に対して敵が先に攻撃をしかけ、心の優しい主人公は戦争したくないんだけど、みんなを助けるためしかたなく武力を行使したと。戦争なんてしたくないのに、特別な才能があるせいで巨大ロボットのパイロットに抜擢されてしまい、いやでも巻き込まれてしまったと。虫のいい話ですなあ。
この作品は、ドジな美少女パイロットである主人公「しーぽん」のプロモーションビデオですな。しーぽんのためにストーリーが作られている。しーぽんのためにあの世界はある。しーぽんを引き立てるために敵が現れて、無理やりしーぽんを戦闘に駆り出す。そうすることで、ドジだけど健気で頑張り屋さんで優しくて可愛くて天才的な才能を持っていながら自分ではそのことを自覚していないしーぽんを我々に売り込む。そう考えると、今までのお話も合点が行きます。いっそ、もっとでたらめで破天荒に描かれていれば、割り切って見れたのになあ。思い返してみれば「機動戦艦ナデシコ」はそういう作品だったかも。あれも相当つまらん作品だったけど。「ステルヴィア」の場合、もったいぶって思わせぶりなこと言っておきながらこれではなあ…。
まあ、とりあえず最後まで見ようと思います。途中で印象が変わるかもしれないし。