宇宙のステルヴィア(;´Д`)

2004/10/30
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 子供の頃、テレビアニメに熱中できたのはなぜでしょう? 今見ると子供だましと思えるものでも、あの頃は毎回真剣に見れたのはなぜでしょう? 答えは簡単。自分が子供だったから。プロの大人が作るお話にころっと騙されても、そりゃしかたがありません。今のマンガやアニメに昔ほどのめりこめない理由のひとつが、ここにあります。自分より年下の作者が訴えるメッセージなんて、青臭くてちゃんちゃらおかしいです。でも、それは作者が悪いのではありません。年齢を持ち出すなんて、反則っちゃあ反則ですからね。しかし、子供だましと思わせないだけの力量で迫ってきてほしいと思います。だって、いい大人でプロなんでしょ? お客は素人なんだから、プロの技で納得させてくれなきゃ。富野監督や宮崎駿監督の作品が素晴らしい理由は、作り手が老練だから、というのもあるんじゃないでしょうか?


宇宙のステルヴィア

 その人の年齢はさておくとしても、脚本家にしろ音響監督にしろ声優にしろ、仮にもプロならばそれに見合った実力があると思ってました。まさか日本語の読み書きができないなんて、自分の耳を疑いましたよ。コンテ切る段階で、録音の段階で、試写の段階で、誰も気づかなかったのですか? 相殺は「そうさい」であって「そうさつ」ではないでしょう、普通? しかも2度もはっきりと自信たっぷりに言ってくれちゃって。辞書によっては「そうさつ」を認めていることもあるから、これは譲ってもいい。しかし、「○○とはすべからくそういうものです」という言い回しはおかしいでしょう? 「ぜひとも●●すべし」という用法が正しいのであって、「すべて」の意味ではありません。「ステルヴィア」は全編に渡ってもったいぶったセリフ回しが多く、見てて「なんだかなあ(;´Д`)」と思ってしまうのですが、かっこつけてるわりにありがちな誤用の連発にあきれました。脚本家は物書きでメシ食ってるんじゃないんですか? 音響監督は脚本を隅々まで熟読してるもんじゃないんですか? 声優は少なくとも「読み」においては職人ではないんですか? そもそも監督はなにやっとるんですか? なんだかなあ(;´Д`)。

 そんなにイヤなら見なければいいじゃん、と自分で自分に突っ込んでしまうのですが、ここまで見てしまった以上、駄作なら駄作で、最後まで見届けないと気がすまないです。妙なスパイラルに巻き込まれてしまった気分。ぐあ〜、許せん佐藤竜雄監督! ちなみに佐藤竜雄公式サイトはここだ! トップページにリカちゃんがいるからリンクするけど、そうでなかったら無視していたところです。ふっ…リカちゃんに救われたな!


 それはさておき、「ステルヴィア」って、登場人物が椅子に腰掛けてしゃべくる場面が異常に多いですね。椅子に座ったまま口先だけでストーリーが進行してます。いくら宇宙ステーションが舞台だからって、これはないんじゃない? 物語の舞台を宇宙にする必要もないし。見せ方を工夫してくれてもいいんじゃないの? コーヒーすすりながら思わせぶりなセリフを吐く。それだけで人類の未来を切り開こう、全26話を描ききろうなんて、おこがましいとは思わんかね? ←それ、違うマンガ。

 なぜこんな細かいことに気づいたかというと、テープルのサイズですよ。どんなに土地が広くて家が広くても、食卓や応接セットというものは、おのずとサイズが決まってくると思います。「ステルヴィア」はそれがデカすぎ! あんなインテリアで人間が快適に生活できるの? 生活感つーか、リアリティなくない? 作画は楽かもしれんけど。

 あーやだやだ。イヤミだけで1ページ使っちゃいましたよ。駄作をこきおろすのはこのへんにして、この次は間違いなしの名作をレンタルしようと思います。

 ちなみに、佐藤竜雄監督は僕より年上ですね。なんて軟弱な作風だろう…と思ったのですが、冷静に考えればこれはこういう作品で、わざとそれを狙っているのでしょうね。しかし、こういう作品が通用してていいのかねー?

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