妹萌えと今後の外交問題

2004/12/21

 「妹萌え」が流行しているようです。歳の離れた可愛らしい妹と擬似恋愛(ときにはマジ)なんて、空しい妄想というほかありませんが、なぜ今「妹萌え」なのでしょうか? おそらく、少子化の波をかぶった世代がオタクになる年頃に差し掛かったということなのでしょう。

 自分は一人っ子で、「友達の妹」すら見たことない。つーか、友達もみんな一人っ子。伝説の「妹コントローラー」ってどんな感じ? 本当にテレビのチャンネル変えてくれるの? それより手元のリモコンでピッてやれば済む話では? 着替え中にドア開けちゃって「おにいちゃんのバカァっ!」って、現実にあるの? それから「おにいちゃん、らめぇ」までどのくらいのプロセスを経るものなの? …と、妹の神秘に悶々とする青少年たちが「妹萌え」という美しい幻想に捕らわれるのも無理からぬ話ですが、実際に妹のいる僕からすれば、いったいあれをどうしろと。いや、だからこそ妄想の世界へという感じですか。

 ここでひとつ疑問がわきます。「妹萌え」は日本だけの現象ですか? 流行の原因のひとつが少子化であるなら、中国はどうです? 国策で「一人っ子政策」を唱えている国ですよ。二人目を生んじゃうと罰金でしたっけ? そのくらい徹底した一人っ子の国で、しかも文化的には日本と似た部分も多いはず。中国に妹萌えはありやなしや!?

中華妹

こんな感じか?
中国語はWeb翻訳を利用したので、ちょっと違うかも(^^;

 もし中国にないなら、輸出しちゃいましょうよ。日本製のアレなアニメとかナニなゲームとか。日中友好の一助となるかもしれませんよ? 最近の調査では「約六割の日本国民が日中関係を良好とは考えず、中国に親しみも感じていない」そうですが、それではまずいんです。


 少子化・高齢化による人口の減少。日本は今とてもまずい状況に差し掛かっています。人口の減少は国力の低下につながります。以前にもネタにしたとおり、人間とほぼ同じ機能を持ったロボットを実用化できれば、その生産力とロボット税による福利厚生で、我々人間は豊かに生活することができるはずです。しかし、どうも間に合いそうもありませんね。日本が破綻するのが先でしょう。だからといって、座して待っているわけにはいきません。危機を打開しなければ「萌え」どころじゃないですよ。

 政府としても「新新エンゼルプラン(仮称)」で、仕事と家庭の両立を支援したり、保育園を充実させるなどして育児環境を改善し、人口減少に歯止めをかけたいようですが、効果が現れるのは相当先になるでしょう。それまで日本は持ちこたえられるのでしょうか?

 いっそ、外国からの移住を広く受け入れ、生きのいい若者をたくさん呼び寄せるのが手っ取り早いでしょう。出稼ぎで稼いだ給料を母国に送金されると、それは日本の富が流出することになりますから、なるべくなら定住してくれる移民を募りたいところです。中国なら近いし、歴史認識の問題さえなければ抵抗なくいけるのではないかと思ったりしますが、高度経済成長真っ只中で有人ロケットまで打ち上げてしまう勢いですから、日本に対しては出稼ぎする以上の魅力はないかもしれませんね。困ったもんだ。

 外国人に「日本に移住しませんか?」と言っても、いきなりは無理でしょう。先手を打つ必要があります。留学生の受け入れです。別に中国でなくてもかまいません。外国からの留学生をじゃんじゃん受け入れる。どうせ日本の大学は定員割れしているんだし、今ならまだ「先端技術の国」として売り込めるでしょう。外貨獲得にもなるし、長期的には世界中に「親日派」を増やすことにもなり、一石二鳥にも三鳥にもなります。どうせならアニメ学院とかで日本のアニメ技術を習わせてあげればいい。日本が誇るコンテンツ産業なんだから、需要は大きいのではないでしょうか? 世界が萌えるぞ。

 いずれ日本は世界中に「おいでませ〜、日本へ!」と勧誘して回らなければならない時代が来るに違いありません。区役所の窓口が日本語・英語・中国語・ポルトガル語に対応するのも時間の問題でしょう。ご近所に外国人が大勢住むようになり、国全体が多国籍化すると、マンガやアニメのヒロインの典型は「金髪碧眼」から「純和風」へシフトしていくのではないでしょうか? これからはおかっぱですよ! おかっぱ萌え〜!

 このままいくと、つぎは「娘萌え」の時代が到来すると予測します。いや、すでにそうなっているのかも。むしろ僕なんか、愛娘とラブラブパパを演じたくて身悶えしています。む、娘ッ! 娘がほしいーっ!

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