ダメなアニメが多すぎる

2005/1/11

 正月の間、レンタルDVDをたくさん見たので、今回はその感想をば。総じていえば、「ダメなアニメ多すぎ!」。


藍より青し
 3話まではよかった。強引な出だしだけど情感たっぷりで、これからこのふたりはどうなっちゃうんだろうって思った。そしたら、4話からはハーレムアニメの様相を呈してきて、もう完全にダメ。お前ら「ラブひな」か! とくにドジメイドの眼鏡っコ! それはドジっていうんじゃなくて、単にバカなんですよ、君は! 知能が低いっていうか。カメラマン志望なのかメイド志望なのかもあいまいだし。もはや、葵ちゃん役の川澄綾子の声が聞きたくて見ているだけ。主人公の男の軟弱ぶりが腹立つ。お前はようするになにがやりたいんだ!


らいむいろ戦奇譚
 「サクラ大戦」の劣化コピー。サクラ大戦のキャラから知性を削りお色気を増量しましたってところ。お前ら乳ゆれとパンモロ以外に見所はないのかッ! 借りたDVDを最後まで見ずに返却。こんなにしょーもない作品なのに続編が制作され、ただ今放映中というのが信じられない。


戦闘妖精雪風
 のっけから全編を覆う閉塞感に息が詰まります。丁寧に作られているとは思うのですが、この雰囲気が見る人を選びそうです。第1話は謎ばかりの展開ですが、まあまあかな? 軍事オタならさらに楽しめそう。


宇宙戦艦ヤマト 完結編
 シリーズがどう繋がってこうなったのか分からないのですが、とにかく完結編です。沖田艦長が復活し、いろいろあって(笑)水の星アクエリアスでヤマトが轟沈します。

 ラストを飾るべく、とにかくファンサービスに徹したのはよかったと思います。「宇宙戦艦」とはいえ、ヤマトの最期は海に沈めたい。そのため、水の惑星を持ってきて宇宙に海を作り出した力技に感心しました。古代と雪のセックスシーンにも仰天。ものすごく丁寧に描かれていて、ファンの願いを叶えたと同時に、古代と雪の願いも叶えたといえるでしょう。見終わって、これなら沖田艦長復活の件は許してやろうと思いました。


A.I.
 実はこの下の「アンドリューNDR114」と間違えて借りたものです。人間のママに愛されたいと願うロボット少年が、ロボットを人間に変えてくれるという妖精を探すお話。ラストでは、死んだママをクローン技術で復活させ、記憶喪失をいいことに親子ごっこして終わり。なんですかそれは。

 物語冒頭で博士が「ロボットに感情を持たせるため、子供のロボットを作るのだ!」と言い出したときは「もしかしてアレか!?」と驚きましたが、わけもなく完成したらしく、子供を亡くした家庭にいきなり送り込まれます。で、ママに愛されるために本物の人間になりたいとか言い出すわけですが、このへんがイマイチ感情移入できませんでした。ロボットのままじゃダメなの? 人間にならないといけないの? お話の前提として、人間そっくりのロボットを頭っから否定している気がします。キリスト教の影響ですかね?


アンドリューNDR114
 お手伝いロボットのアンドリューが、人間になろうと自己改造を繰り返し、ついには「人間宣言」ののち、老衰で死ぬお話。前述の「A.I.」より面白かったです。

 この作品も「愛を知りたいのなら、ロボットは人間にならなければならない」という前提があるように感じます。ロボットはロボットのままでいいじゃん、と思う僕がおかしいのでしょうか? ロボットが人間になろうとする姿を感動的に描いていますが、裏返して見れば、ロボットが愛を唱えることを許さないからこそ、「それなら人間になろう」というのではないでしょうか? 将来、ロボットが「人権」を巡って反乱を起こすとしたら、それは日本ではなく、人権先進国のはずの欧米ではないかと思います。


この醜くも美しい世界
 ガイナックスの設立20周年記念作ということで期待したのだが、なんだこれは。美少女が空から降ってきてぇ? 一つ屋根の下で美女たちと同居ぉ? お前ら「ラブひな」かッ!!


インビジブル
 透明人間になった科学者の狂気を描いた作品。それはいいんだけど、体が透明になったくらいで「パワーを手に入れた!」とか「オレが神だ!」とか言い出す主人公のお山の大将っぷりが笑えます。偉そうなこといっても、お前フルチンだろう!?

 赤外線ゴーグルをおでこに乗っけたままで「ヤツはどこだ! 見えない!」と騒ぐクルーの間抜けっぷりに「お前ら全員死ぬな…」と思ってたら本当にそうなりました。でも、事件の発端を許した責任者の二人が生き残ってハッピーエンドって、死んだ人たちが気の毒。

 透明人間になったらやりたいことって、みんな同じなんだってことが分かったのはよかったです(笑)。


恋風
 女子高生の妹と20代後半の兄貴が、擬似恋愛に悩むお話、らしい。第1話しか見ていないのですが、空しい妄想とはいえ、丁寧な作りに感心しました。観覧車でデートの最中、つい泣いてしまったあとの場面、涙をぬぐって平静を取り戻すという、泣くことよりもむしろそっちのほうがかっこ悪いというところまで描写したのがよかったです。下手なアニメだと、彼氏が泣いた後に彼女が「○○くん…」とかつぶやいたりして、つぎのカットではすでに帰り道で、ふたりともしばらく黙ったまま歩きつつ、さっきの回想シーンに入ってそうです。


ゴジラ2000 −ミレニアム−
 日本海溝から浮上した古代のUFOがゴジラと遭遇し、ゴジラの遺伝子を吸収して怪獣に変身するというお話。イヤイヤ取材してたはずの女記者が、ビル屋上にUFOが着陸したと知るや「取材! 取材!」と騒ぎ、両脇を同僚に抱えられて引きずられていくというありがちなシーンが特に萎える。なんなんだお前は。


ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
 「生っ粋のゴジラファンである手塚昌明がメガホンを取り…」。そういう作品に限ってつまらないのは何故!?

 叩き上げの女司令官と生意気な科学青年のやりとりがウソ臭いというか、随所にわざとらしさを感じる。人間側に感情移入できず、怪獣側も同じく。


ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃
 これは面白かった! 傍若無人なヤンキーや、危機感のないアホなど、見ててむかつく奴らが例外なく怪獣にブチ殺されるのが快感。もっとやれぇ!とこたつをバンバン叩きながら見ましたよ(笑)。ゴジラが完全に「悪モン」の面構えで、こんなのが向こうから歩いてきたら、僕は目をそらしてなにげに進路変更します。


アヴァロン
 アニメだと思ったら実写でした。「マトリックス」があるために、なんとなく見たことあるように感じてしまいますが、斬新で面白いお話だと思います。ただ、映画としてはイマイチ。けれんみというか、見る快感が足りない感じ。

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