空想と現実、どっちが好き? |
2005/12/30 |
世の中には二種類の人間がいる。●●な人間とそうでない人間だ。
こういう文章は見慣れていて、よほどのことがない限り陳腐な印象しか受けませんが、日常会話の中でもろに実感する機会がありました。今回は、そのときふと感じたことをネタにして書きます。直感に頼っているため、論理が飛躍している部分もありますが、気楽にお読みください。
先日、知人と話していたときのことです。彼は独立心旺盛な人物で、独特の哲学というか美学ともいうべきものを持っています。かねてより抱いていた野望を実現するため、会社を辞めて自分で事業を始め、そろそろ2年目にさしかかったところです。
彼はアニメやゲームにはまったく興味がなく、僕とは住む世界が違います。物事の考え方も僕とは大きく違うのですが、それでもまあ、彼の言わんとすることも分からぬではないので、それなりに付き合いが続いています。
会話の中で、ふとしたことからレンタルビデオの話になりました。
彼は「Xファイル」を途中まで見たそうです。見るのをやめた理由が、僕には興味深く感じられました。「最初、あれは実話だって言われていたけど、結局は作り話のドラマだから見るのをやめた」のだそうです。
なるほど。彼は現実主義者なのだ。無益な空想に関わるより、現実世界での人づきあいや遊び(彼はサッカーをしている)にこそ価値を見出しているのだ。僕はそう感じたのです。
僕などは空想は空想として、というより空想にこそ面白みを感じるので、Xファイルが実話だろうと創作だろうと、かまやしません。むしろ、いわゆるトレンディドラマのように、リアルっぽい世界観のほうがウソくさく感じて、好きになれません。
世の中には二種類の人間がいる。フィクションを好む人間とそうでない人間だ。
ただひとつの出来事で「彼はフィクションを好まない」と言い切るのは短絡ですが、確かにそういう傾向はあると思わせる出来事でした。…陳腐な話ですみません(^^;。