アニメから始まる世界 |
2007/10/14 |
アニメが僕を導いている。
いきなり何を言い出すかと思うでしょうけれど、つまり「好きなものがあると、いろんなことがそこから始まる」ってことです。かえって分からん?
僕は「ペリーヌ物語」というアニメが好きでしてね。1978年の「カルピス劇場」の作品ですが、30年前の作品にもかかわらず、いまさらDVDまで買っちゃうくらいでして。今見ると古さが隠せないけど、物語そのものは不朽の名作です。心理描写に「溜め」が効いていて、じんわりと深い。名作アニメというと「ハイジ」「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」「あらいぐまラスカル」「赤毛のアン」あたりがすぐに思い出されますが、「ペリーヌ」もなかなかの佳作だと思います。全体的に印象が地味なせいか、いまひとつマイナーなのが残念。
【関連リンク】
Yahoo!動画 ペリーヌ物語 第1話無料配信(2007年10月10日〜2007年11月30日)
バンダイビジュアルによる「ペリーヌ物語」のページ(OP動画あり)

「ペリーヌ物語」の舞台は1878年頃です。おじい様のいるフランスを目指して旅をするのですが、見ているうちにいろいろ気になってきました。ペリーヌの国籍と、通貨(フラン)の価値です。
僕は以前の絵日記で「フランスは出生地主義」と書いたのですが、アニメ本編のペリーヌたちの発言と矛盾することに気づきました。もし出生地主義なら、インド生まれのペリーヌはインド人のはず。改めて調べてみると、僕が間違っていました。フランスは原則として血統主義だったのです。だから前述の絵日記はすでに修正してあります。「ペリーヌ物語」のおかげで、僕はまたひとつ賢くなりました(笑)。
それと、フラン。これが今の感覚でいうと、いくらくらいなのか気になって気になって。劇中では
となっています。家賃とか食費など、現代とは物の価値が違うと思いますが、大体1フラン1000円くらい? ただ、それだとトロッコ押しの日給が安すぎる気がするけど。
決め手がないので、インターネットで調べてみました。すると、19世紀前半のフランスの世俗を克明に描写した小説があって、生活費なども細かく描かれていることが分かりました。「レ・ミゼラブル」、「ああ無情」です。青空文庫からW−ZERO3にダウンロードして、電車の中で読んでいるところです。
時代を超えて読み継がれてきた傑作だけあって、さすがに面白い! 翻訳の文体が古くてよく分からんところがたくさんありますが(たくさんあっちゃマズイだろう(^^;)、それでも面白い。人生に苦悩している僕のような人には、最適ともいえる作品です。かなり長いお話なので、まだしばらくは苦悩できそう。←つーか、もう消えたい…。
「レ・ミゼラブル」の時代は、「ペリーヌ物語」よりも50年くらい昔なので、お金の価値はかなり違うはずです。そうしたことを加味しても、やはりペリーヌの時代には1フラン=1000円くらいと考えてよさそうです。なるほど、なるほど。
ペリーヌ世界をより深く理解することを目的に読み始めたわけですが、それを果たした今でも続けて読んでます。ジャン・ヴァルジャンが、牧師さんちから銀の食器を盗んでしまうあたりまで読み進めました。ところでジャン・ヴァルジャンて、なんとなく出ア統&杉野昭夫の描くようなイメージがあります(笑)。
ところがここで驚くべきことがありました。なんと「ペリーヌ物語」の劇中で、登場人物が「レ・ミゼラブル」について延々2分以上も説明するシーンがあったのです。僕がまだ読んでないところまで説明してるので、ちょっ、それネタバレ(^^;。それを聞いたペリーヌは、感銘を受けて「自分も読んでみる」と思うのでした。このとき、僕とペリーヌはひとつになった! ←ペリーヌって結構胸大きいよね。←さっきまでちょっといい話だったのに、台無し…。
最近気づいたのですが、ペリーヌも金髪碧眼なんですよね。もしかして僕、金髪碧眼でストレートロングの美少女に、なんかコンプレックスとかフェティシズムでもあるの? 子供の頃、隣に住んでた金髪碧眼の幼女が引っ越しでお別れしたとか(んなわけない)、メーテルみたいな金髪碧眼のお姉さんにむりやり精通させられたとか(ここでメーテルの名前を出すな)、金髪碧眼の美少女が押しかけてきていつのまにか同居してたとか(ある意味、今そうなってるともいえる)。
※メーテルは碧眼ではないので、上記の話はあくまでイメージです。
ともかく、ペリーヌのおかげでフランスの国籍と1フランの価値とレ・ミゼラブルを知ることができました。ありがとう、ペリーヌ!