今からハマる名作アニメ |
2007/11/3 |
この秋もテレビアニメの新番組が大量に放送開始されました。アニオタの僕はさぞ大喜びしていそうなものですが、あにはからんや、そんなこと全然ありません。ほとんど見てないし。
今見てるのはたったこんだけ。
なんとなく微妙な作品もありますけど、僕の基準でいうと、この中で一番どうでもいいのは「クラナド」です。工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工。アニオタ的にはクラナドは大切でしょ!? どういうセンスしてんの! …と思われそうです。
新番組が始まるたびに、「つまらんので1回で切った」といって、たくさんの作品をこきおろしてきましたが、じゃあ僕はどんなアニメならいいわけ? いつも自分では「ロボットアニメが見たい」とかいってるけど、それ以外のアニメはダメなの? クラナドやキミキスのなにがいけないの!?
最近になってはっきり分かったのですが、僕は「男女がイチャイチャしてるようなヌルい恋愛物」がイヤなのです。自分が非モテ系ということも関係あると思いますが、誰が好きだの嫌いだの、そういう話ってさっぱり面白くない。エッチありなら話は別ですけど。早送りするし。
ロボット物とかSF物でも、もろにヌルい恋愛が前面に出てるようなお話はダメですね。主人公が無意味に無敵で、周囲の美少女が全員、彼に好意を寄せているとか。かなりたくさんの作品が該当しそう。コメディとして面白ければまだいいんだけど、ありがちな展開、ありがちなセリフ、ありがちな作画だともう死ねとか思います。
それでも、ロボット物はメカ戦やSF的な仕掛けに力が注がれていることが多く、ましである確率が高いジャンルだと思います。その反面、恋愛要素が薄いため、現在の主流ではないのかもしれません。
そういうわけなので、最近はアニメ見ない方向に進んでます。録画に失敗でもしようものなら、「もういいや」って切っちゃいそうです。その意味で「クラナド」はどうでもよくなってたのですが、ニコニコ動画に本編がうpされていたので、とりあえずダウンロードしました。まあ、たぶん見る。
テレビアニメ見なくなってアニメから卒業かというと、そうでもない。むしろ、アニメ分が不足しがちで死にそうです。じゃあどうするか。アニメの配信サービスですよ。今、「赤毛のアン」を毎日見てます。泣いたり笑ったり、僕の人間らしい感情はそこに集約されています。
僕はニフティの動画配信サービスで見てますが、Yahoo!動画でもいいでしょうね。1話あたり100円。ヤフーなら、期間限定で第1話を無料で見ることができます。
【関連リンク】
Yahoo!動画 赤毛のアン 第1話無料配信(2007年10月10日〜2007年11月30日)
バンダイビジュアルによる「赤毛のアン」のページ(OP動画あり)
本放送時にも見てたはずなのですが、ほとんど覚えていません。アンが初めてアイスクリームを食べる場面と、マリラがアンに「ギルバート・ブライスと長い時間立ち話をする間柄とは知らなかった」とかなんとかいってた場面しか記憶にありません。変なの。
それが今はどうです。毎日「帰ったらアンを見ようっと!」と思って生きてます。アンに萌え萌えです。なぜ今になって!?
昔よりも病気が進行してるから。じゃなくて、自分が大人になって子供の頃とは違う目で見れるからというのもあるでしょう。それと、「毎日見れる」てのが大きい。冷却期間がないぶん、萌えや燃えが加速しやすいです。思い起こせば、僕が最初に買ったアニメのLD−BOXは「ママは小学4年生」で、8万円近い金額でした。そのために16万円くらいのLDプレイヤーを買い、ついでにテレビも大きいのに買い換えたのです。正気か! それもこれも、たまたま毎日再放送してるのを見てしまったからです。なんという罠…。
で、このあいだまで「ペリーヌ物語」を見てたのですが、本放送当時の後番組が「赤毛のアン」なんですよね。「おっ、ロザリーが主役に抜擢か(笑)」くらいに思って見始めたのですが、どうしてどうして、のっけから泣かされました。こんなに素晴らしいお話だったっけ? 思春期の女の子ならみんなハマりそう。いいなあ。男子にはこういう「思春期のバイブル」的な小説ってなさそう。
で、こうなると本編をすべて手元に保存して、いつでも見れるようにしたいのがアニオタの人情というものです。実際に見るかどうかは別として。
まっとうに考えればDVDを買えってことになりますが、全話揃えると、アマゾンで約48,000円です。今の僕に買えるわけがない(断言)。
中古でもいいのにと思って、買う気もないのに検索しました。すると、ヤフーオークションで台湾版のDVD−BOXが約5,000円という破格値で売ってました。10分の1の値段ですよ。前述の動画配信サービスとほとんど同じ値段でDVDが手に入るのです。ニフティなんかで見てる場合じゃないって。
台湾版でしょ?と思われるかもしれませんが、音声は日本語と吹き替えの切り替えが可能。字幕も、日本語と中国語の切り替えが可能。しかも、これは関係あるかどうか分かりませんが、台湾はテレビの方式が日本と同じNTSCです。出品者の説明によると、このDVD−BOXはちゃんとした正規品らしい。同じものが外国では10分の1で売られているのかと思うといろいろ考えちゃいますけど、通貨のレートの問題もあるし、これはしょうがないんですかね。
ただひとつ問題は、リージョン3ということ。コピーワンスといいリージョンコードといい、うまいことやってくれるよ、ホント。日本はリージョン2なので、うちのDIGAでは再生できないし、パソコンのDVDドライブでも再生できません。なんてこった!
でもこんなの簡単ですよね。リージョン3が再生できる激安DVDプレイヤーなんか、5,000円前後で売ってます。手っ取り早く、自分のパソコンのDVDドライブのリージョン情報を書き換えれば0円で済みますが、これは4回までしか書き換えできないので、リスクがあります。DVDドライブをもう1台追加すればいいかもしれません。
【リージョンコードの書き換え方】
マイコンピュータを右クリック→プロパティ→ハードウェア→デバイスマネージャ→DVDドライブのプロパティ→DVD地域
※OSを再インストールしても元に戻せないので注意。
「赤毛のアン」のDVD−BOXとリージョンフリーのDVDプレイヤーを買うと、合計で約1万円。高いっちゃあ高いけど、「ペリーヌ物語」の台湾版が5,000円強で売ってるので、それも合わせて買えばDVDプレイヤーの分は割安になるよね。たった1万6千円で、不朽の名作がふたつも、DVDで全話手に入る。しかも「アンvsペリーヌ」だし! VSって、東映まんが祭りじゃないんだから! でもどっちも最強すぎる! DVDプレイヤーがもう1台あると、それもなんか便利なことあるかもだし!
……とまあ、ここまでくると、以前の僕なら迷わず買ってたかも。しかし今は「物欲は無意味」「大事なのは精神」とか思うようにしてます。そのうち悟りを開くかも。
←台湾郵政公司が発行した切手。ペリーヌ、アン、そしてなんとキャンディ・キャンディ。ただし、版権の関係でこれは「キャンディ・キャンディではない」ってことになってるようです。よく見ると「Lady
Lady」って書かれています。見えないけど。
いい加減なようで、なかなか出来がいいですね、これ。主要なキャラが網羅されている。とくに「赤毛のアン」。アン本人は当然として、マシュー、マリラ、ダイアナ、そしてリンド夫人まで登場してます。ギルバートがいないのが残念ですが、彼がマリラやマシューと並んでアンを囲むなんてことはありえないので、しかたがありませんね。
「ペリーヌ物語」は、ペリーヌ、お母さん、ビルフラン様、犬のバロン、ロバのパリカール、そしてマルセル。このマルセルという少年、最初はまさかあんなに重要な役回りになるとは思いませんでした。通行人Aくらいに思ってたのに、ペリーヌの旅に大きく関わってきましたね。これであとロザリーがいれば完璧なのに。
それにしても「ペリーヌ物語」も「赤毛のアン」も素晴らしすぎる。声優が3〜4人しか出演してなくても、お話がしっかりできてるし、脚本の手柄か演出の手柄か分かりませんが、ナレーションが神。
「ペリーヌ物語」なら23話のラストで、物語の余韻のためのナレ無しに驚いたし、「赤毛のアン」なら第9話のラストのナレに泣かされました。大好きなチョコレートキャンディをほおばりながら、窓辺に腰掛けて、1本のろうそくで、その日友達になったダイアナに借りた本を読む。たったそれだけなのに

ナレ「アンは今、生まれて一番幸せであった…」。
って…(T_T)。これは泣くでしょ、普通。ちなみに、この回の絵コンテはとみの喜幸。場面設定・画面構成は宮崎駿。最強すぎる。
新番組より昔の名作。そのほうが確実だし、効率いいです。話題性なんかいらん。流行なんて知らん。過去のコンテンツこそ最強。僕は新しい物好きだったつもりですが、保守的アニオタになりつつあります。
今日はこのあと、「アン」の第26話を見ます。物語は折り返し地点を過ぎます。もう、楽しみで楽しみで。